HAGURE OTAKU DAYS

積極的に堰を切っていきたい

イルミィブログリレー『私とアイドル文化と気まぐれプリンスについて』

初めまして、もしくはまたお会いできましたね。

 

ちよです。

 

ゆうかダックちゃんからリレーのバトンをいただいたのが5/13。もはやリレーとは何なのか。しっかり受け取ったはいいものの、懐に抱いたままリアルの生活がもうほんとマジで息も絶え絶えな状態でして、這いつくばるようにして走っていたものと思ってください。呆れるほどの鈍足でお見苦しいかと思いますが、どうかひとつ。

 

さて。

 

『私とアイドル文化と気まぐれプリンスについて』

 

について私はお話させていただきたいと思います。

本日(書いているうちに日付が変わってしまいました。5/20です)21時より、私の推しであるMeseMoa.気まぐれプリンスさんのソロライブが配信されました。

この未曽有の事態の中、地球上の皆様におかれましてはそれぞれに生活に変化を突きつけられ大変な思いをしていらっしゃる方も多いかと思いますが私も例にもれずその一人です。

 

いや辛いわ。

 

言いたかない。こんなこと言いたかないし言ったってどうにかなるもんでもなし今誰もがそうだから言わなくたっていいじゃないかと思うんですけどなんじゃこりゃいつまで続くんですかもう本当に勘弁してもらいたいわ。(頭抱え)

これでもね、最初の方は色々削られつつも推しを見ればパワーを貰えるぞすごいな推しは!!みたいな気持ちも持てたんです。でもだんだん推しを見るタイミングもとれず、Twitterで騒ぐ気力もなくなってきて、はっはあ、これはもう、本格的にヤバイぞと。推しは見たいし情報もつぶさに知りたい気持ちはあるんだけどさっぱり頭は働かないし余裕でボタボタこぼしてるわと。しかも見て聞いて心が動くことすらもうしんどいまである…。(悪い意味で)みたいな状態になってきていたんです実は。怖。

 

えっ怖。

 

やば。自分で書いててやばさに鼻水出そうになりました今。

まあそんな感じでひょろひょろしながら生きてて。そんな中でちょっと考えてたんですよね。MeseMoa.さんはアイドルで、そのファンだから私は事実として「アイドルを推して」いるんだけど、やっぱり私はどう考えたってこの「アイドル文化」というものになじんでいないんじゃないかと。

決して嫌いではないんです。推し始めてから他のアイドルさんを見たり、調べたりしてなんとエネルギッシュで素晴らしい文化なんだろう!って思ってはいるんですけどどうしてもここに居ていいのかな、みたいなそわそわ感が拭えない。推し方なんて人それぞれ!正解があるわけじゃないしそりゃそうなんだけど、なんだろうここにいる私を私が不思議に思ってるみたいな。それが全然取れない。

 

でもね今日わかりました。

 

ひとりでステージに立ち、無観客だけど画面の向こうを見渡して語り掛けるように歌い、目線をやり、踊って笑って喋る彼の姿を見て。

 

私がアイドルを推しているのは、彼がアイドルであり、彼自身がアイドルを愛する存在だからだと。

 

私は彼が、どうしようもなく好きなんです。

なんでこんなに好きなんだかわかんないけど、わからないくせにむしろ曖昧じゃなくって。感覚全部がざわめいて「絶対」って叫ぶんです。すべての雑音が止まって「絶対!」が響く、それが私にとっての気まぐれプリンスという存在なんです。

 

彼の愛する世界が、「アイドル」だからだって思いました。

 

だって彼のパフォーマンスには隅から隅まで愛が溢れてた。

アイドルという存在を心から大切にしているアイドルでした。

愛されていることを、愛しているアイドルでした。

そして伝えたい思いを、ありったけのせて届けてくれる人でした。

生き生きと歌い踊り、そうできるよろこびを表現してくれました。

 

私はそれがとんでもなくうれしかったんです。

 

「だから、私はアイドルを推しているんだ」とはじめて自分で思えた気がします。

そんなところに今日辿り着けるだなんて、正直思いもよらなかった。

驚いたけれど、安堵にも近い気持ちです。

 

そして今思うことは、

彼のいる世界が、いつまでも彼の愛する世界であるように。

私も、彼を愛するファンとして、その世界を作っていけたらしあわせだな、ということです。

 

終わりの見えない混乱の中、辛さを忘れる笑顔を届けてくれた彼のために。

 

 

生き抜かねば、と思いました。

 

 

というわけで、ここまで読んでくださってありがとうございました!!

 

イルミィさんたちに満たされた会場で、「MeseMoa.」が仲間と目線を合わせて笑う姿が生で見られる日を心より楽しみにしています。

 

 

また皆さんとお会いできますように。