HAGURE OTAKU DAYS

積極的に堰を切っていきたい

DDベイビーズデビューオーディション~ある『青野精一郎』推しの決意表明~

皆さん、こんにちは。

お久しぶりです、もしくは、初めまして。

今日はまず、開始から約1ヵ月が経ちました、

 

『DDベイビーズデビューオーディション』についてのお話をします。

https://ddaudition.com/


DDベイビーズデビューオーディションとは、
9人組アイドルグループMeseMoa.(旧むすめん。)が所属する株式会社DDにて、新たにグループを結成し、デビューするため開催中のオーディションです。


参加メンバーは、株式会社DDの研修生である『DDベイビーズ』から9名と、今回新たに登場した『候補生』6名。

 

毎日のweb投票、
ライブに足を運んだ人のその場での投票や配信チケット、
月に1度のチェキ販売や、
定期ツイキャス配信の同時視聴者数、
先輩やインストラクターの審査など、

 

様々なことがポイントとなり、その総計順で1~7位のメンバーがグループとしてデビューする予定となっています。(変動の可能性あり)

 

『DDベイビーズ』の誕生は、2017年~2018年に開催された『DD Presents MeseMoa.Babies AUDITION』の最終選考終了直後です。

合格者は現「パンダドラゴン」のメンバーとして活動を初め、惜しくも選考にもれた人たちの希望によっては研修生として残る形となりました。

 

その後研修生は『DDベイビーズ』という名前になり、対外的なオーディションではなく随時事務所での面接などで増員をしてきました。
その間、脱退する人もいました。

 

実はこのブログ、いちばん最初の記事が前回のオーディション時に書かれたものです。

MeseMoa.さんを応援していた私が、事務所を挙げてオーディションをすると聞いた時は驚いたものです。そもそも選ぶも選ばれるも苦手な性分の私は、その催し自体の性質に恐れおののきながらも当時のweb審査33名をチェックし、少しずつ感情を高めて推しを決めていきました。


今考えると「苦手」とは言いつつもかなり気楽だったように思います。

 

当時は推しは6~7人居ましたしね!
それぞれ本当に魅力があって、私はそれ以上絞ることができませんでした。

 

その中に居たのが今回私がお話する

f:id:reitotiyoko:20210622182201j:plain

青野精一郎さんです。

(画像は「instagram」2019/8/21の投稿より)

 

青野さんは、前回のオーディションを受けたすぐ後から、研修生として活動を始めました。


その期間、3年と4か月。
オーディションを受けていた時も含めると、夢を抱いてDDに関わり初めてから3年半以上の月日が経っています。

 

長かった。

 

 

前回の時点で研修生という制度自体が予め用意されているものではありませんでした。まだ会社ができて間もなく、システム自体手探りだったでしょう。他の所属グループのことも考えなくてはならない中、去年には誰も予想しなかったコロナ禍がやってきて…仕方がないことはわかっていつつも、私の胸には今か今かと逸る思いがずっと渦巻いていました。


私は今回のこのオーディションでは、集中して彼を応援することに決めています。


今回は、ひとりだけです。

 

そう決めたのは「彼がステージに輝く世界に生きたい」と思うから。
彼なしでは、ありえないと思ったから。

 

まず最初に言っておくと、私は今までの人生でMeseMoa.さんに出会うまでに「アイドル」を「推そう」と思ったことはありませんでした。そして、推してきて数年経った今思うのは「私はアイドルというものについて語れるほど理解しきれない」ということ。「まだ歴浅いから」と思っていた時期もありましたが、多分根本的な部分でいつまでも門外漢のままだとわかりました。

 

それでも、

青野精一郎はアイドルであるべきだ、と感じます。

 

何故か?
それは彼がそうある自分を望んでいる。

そして私もその姿に心を掴まれているからです。

 

私は多分、本質的には「舞台」や「演劇」を推す世界に住んでいる人間です。
昨年上演されたミュージカル「Phantom Quest」で、初舞台とは思えないほど堂々と執事リアン役を演じる青野さんの演技があまりに「好み」で、そんな姿を見られた私はなんて幸せなんだろう!と思ったけれど、

 

やっぱり、

青野精一郎はアイドルでなければならないと思います。

 

 

先ほど、「アイドルについて語れない」とは言ったのですが、私の浅識で考えて青野さんは「王道のアイドル」のイメージど真ん中!というわけではないと思います。本当に安直なイメージで申し訳ないのですが、アイドルって「見るからに元気!」「まぶしいほどピカピカ!」「溢れる自信と漲るエネルギー!!」みたいな。

ぱっと見そういう風にはあまり見えない。
(誤解なきよう言っておきますが、彼は元気ではありますし、いつも目が眩むほどの光を感じますし、粘り強い意志と行動力でコツコツ積み上げた自信を持っています。)

 

でも、

青野精一郎はアイドルなのです。

 

だって、彼は一瞬だってそこから目を離さずに努力を重ねてきたから。

「踊りを覚えて踊れる」だったのがファイナルオーディション後には「どう見えるかより強く意識する」になり、「楽しそう」「表情豊か」になって丹念に「磨き上げ」て、「狙いをつけてしっかり魅せる」ようになっている段階を見てきたから。
歌声も、聴くたびに安定感が上がっているなあと思っていたら、ここのところ更に表現力が爆上がりしていて目を見張るほど驚いたから。

歌やダンス意外にも、苦手だったSNSや自撮り、おしゃべりなどに自発的に挑戦し、継続して工夫しつつ、否定ばかりではなく「自分みたいなアイドルが居てもいいんじゃないか」と自分を肯定できる答えに今立っているから。
自分だけではなし得ないこともあると気づき、自分の周りに仲間や支えてくれる存在が居ることに気づき、心をほどいて「一緒に」歩めるようになったから。
決して平たんではなかったはずのその道を、躓くことも、ぶつかる壁もあったであろうその道を、今まで進み続けてきてくれたから。

 

その足取りがまるごと、私を勇気づけてくれたのです。

 

 

青野精一郎という人は、「今」を常に見せてくれるアイドルです。

 

今、の自分できるありのままを見せなさいと言われてあなたはどこまで見せられるでしょうか。

私は、多分、どんなに準備をしても「足りない!」と不安で悲鳴をあげるし、終わったら後悔で地の底まで沈んでしまうタイプの人間です。その結果徐々にすり減って、見事にバランスを崩します。今まで何度もそういう場面があったので、「今」を見せることは「怖い」と感じます。

ありのままを見せろと言われても、びくびくしながらとりあえず「よく見える」分だけ小さめにまとめて、「本当はもうちょっとできるけど」だなんて自分に逃げ道を作ったりします。防衛本能、だなんてもっともらしい言い訳をして。…書いていてため息が出ました。

 

でも、青野精一郎はいつも全力で磨き上げて、大きくもなく、小さくもない「その時点での自分にできること」を見せてくれていると思います。

 

その姿が、何よりも心に響くのです。

 

彼が頑張っている姿が、この世界で優しく光を放っている。

それを道標にして、私も頑張ろうって素直に思えます。

 

そしてこれからも絶対、その真摯なスタンスで進化し続ける人です。

 

 

だから、彼を応援します。

 

私も「今できるすべて」を使って、応援します。

 

 

普段なら自分の好きなものを無理に知ってもらおうとは思わないし、いくら仲が良くても人にはそれぞれ考え方や好みがあると思っているのでゴリ押しはしない方なのですが、今回はTwitterのタイムラインで3カ月間青野さんの話をすることにしました。

今回は24時間に1回投票できるとのことなので、毎日同じ時間に「投票いかがですか?」と画像を自分なりに飾ってリマインダーになりきることにしました。

 

しつこいかな、うるさいよね、っていつもなら尻込みしているところですが、何かをPRするときはやりすぎくらいがちょうどいい!って聞いたので。人は案外、見て欲しい情報ほどさらっと流したりしてしまうそうです。

そうやって見ているうちに、「そんなに言うなら見てみようかな」って人がいるかもしれない。「え、こんなとこあるんだ」って意識してなかった人に引っかかる情報を見せられるかもしれない。

 

ちょっとした興味でも、その日一日の気まぐれでも、誰かの心に青野さんが残るためのタイミングづくりができたらいいなと思っています。

人が所謂「沼」に落ちるのって、ほんの一瞬の偶然だったりしますから!

 

 

というわけで、今回はオーディション開始から1ヵ月経ったところで決意表明のブログを書いてみました。

 

 

今後もいくつか書きたい記事があります。

まだまだ期間はありますので、よかったらお付き合いいただけると幸いです。

 

 

またあなたにお会いできますように!

2020と2021の狭間で

皆様お久しぶりでございます。
 
ちよです。
 
 
今年の初めは割と意欲に燃えておりまして「ブログもたくさん書いちゃおうかな!」なんて決意はかなりの序盤で木っ端みじんもいいところ。全然書けませんでした。
本当に色々なことがありました。世界的にもそうですが、個人的にも色々。
1年通して印象が曖昧模糊としている割にもったりとしたとろみの中をスローモーションでもがいていたかのような感覚なので体感2年くらいあります。
 
まあ私がただただ2020を振り返ってみたいだけの文なので、ご興味のある方だけ読んでいただければうれしいかなと言う感じです。
 
 
 
まず思いつくのは、「推しの活動辞退」
(初っ端から!?)
 
そうですねこれ抜きでは語れません。それくらいの衝撃はありました。若干コロナより早めに来ちゃったのでむしろコロナは後手。
(ご存じない方のために一応補足しておきますと、アイドルの研修生をやっていた推しのひとりが今年2月に休みに入り、3月に脱退を発表、8月に完全に表舞台から去りました)
私は推しと呼ぶ人が多い人間だとは思うのですが、「ではこちらを」だなんていかないものですね。空いた穴は埋まることなくあり続ける。そこに目を向けると黒目がそのまま深い深い穴になるような心地がします。(ホラーみ)
たくさんいてもそれぞれが別々の「好き」であり、本当にひとりひとり特別な思い入れがあっての「推し」であるのだなあと自分で痛いほどわかった年でありました。
 
まあ今年の数少ないブログ記事の大半がこれなのでご存じの方には察していただけるとは思うのですが、
 
まーーーーーーーー全然まだ引きずってる!!!!!!!
この調子だと2021もまあまあ引きずると思う!!!!!!!!!!!
 
普段あまり口に出さないようにはしていますけど、今日は1年の総括ということで言わせていただきますね。
いやはや情けなくも全然吹っ切れてない。思ってた以上に存在感がえぐい。いや事実として飲み込んではいるんです。いるんですけどなんというか反芻が止まらないんですよね。永遠に咀嚼し続けてしまう。一生噛みしだいてんですけど全然まだ味するんだよなあ。うん。(よだれ垂れてますよ)
ああ、今居たらここでどのパートを歌っていたのだろう?このライブでは誰と組んでいたのだろうか?うう、この曲また見たかったなという幻を瞬きのたびまぶたの裏に見てしまう癖が治りません。最早イマジナリー推しと共に過ごしているといっても過言ではない。
特に今年は、現場が「配信」に切り替わったので、地方に住んでいる私でもその姿を見る機会が上がっていたはずだなあ、なんて考えちゃう。
そんなことはもう、絶対に起こりえないのだけれど。知っているのだけれど。思い浮かべるだけ、辛いのもわかっているのだけれど。その分だけ自分の無力なさまを思い返して凹んだりしてしまうのだけれど。
これはもう、時がどうにかしてくれるのを待つしかないと思っています。
無理に消そうとしたってきっとどこかに歪みが出るだけな気がするんです。何かを嫌になってしまうような気すらする。だからいっそ、そういう自分を責めたり嫌がったりはせず、このまま見守ろうかと。
 
好きなものをこれからも好きだと思えるために、無理はしない。というのが今年の答えです。
 
ただ「推しに代わりはいない」などと申しながらも、他の「推し」に支えられたというのも事実だったなと思います。
 
たとえば「無理はしない」と思えたのは、DDベイビーズの青野精一郎さんが毎週木曜やっている配信で「もしものせかい」という絵本を紹介してくれたから。(書籍買いました)
命あるものやそうでないものでも、いつかはくる「別れ」との付き合い方について、とても優しい考え方で書かれている絵本です。
「もしも」と考えてしまうことを否定せず、認めてくれるような内容に触れて、とても心が楽になりました。
私はDDベイビーズの中では青野さんと、その脱退した方が「推し」です。二人が同じ研修生としての活動をしていたのが仇となり、しばらくは「見たいけど」「見るのつらい」みたいな気持ちが付きまとっていました。しかしソロライブやこんな特殊な状況下で増えた新たなメンバーの「初お披露目」のペア、先輩とのペアライブ、舞台などたくさんの「新しい活躍の場」があり、めきめきと力を伸ばしている姿からは目を逸らすことの方が耐えられないと思うようになりました。
 
だってすごいんですよ!!
 
彼が研修生になってからもう少しで3年の月日が経ちますが、着実に、そして加速度的にその歌、ダンス、表情や表現力、自分の思う事を発信するということすべてにおいて研ぎ澄まされ上昇を続けているのがわかる。特に今年はそのスピードが尋常ではないように思います。
目の前のことをしっかりととらえて、考えて、次の行動に移すの繰り返し。こう書くと当たり前のように感じられますが、それを続けることを人は「努力」と呼ぶのだと思います。
その成果をつぶさに見せてくれてありがとう。これからもどうか応援させてください。
私はあなたの笑顔が好きです。やわらかくて、ぱっと花が咲いたように心があったかくなる笑顔。
ラジオ配信やプレイリスト共有など、定期的に自分を見せることを続けてくれているのも日常に溶け込んで色々な場面で支えられていると感じます。
声も、ダンスも、歌も、活動に対する姿勢も、本や、音楽や、アイドルなど、あなたが愛する世界も大好きです。あなたがアイドルを愛しているということが、私がアイドルを愛する理由のひとつになっています。
 
そう、「アイドルを推す理由」。
今年は個人的に「自分がアイドルを推している理由」についても考える年になりました。
もともと今までの人生で「アイドルを応援する」という経験がなかった私。何故今事務所ごといくつものグループを「推し!」と言えているのか。
推しの脱退やこの世界的な変化により否めない閉塞感の中、考える機会が多い年でした。
たとえば、脱退した推しを「アイドルでなくても好き」と思っていたこととか、2月に念願の舞台を観に行って「これだ…」と思えるほど満ち足りた気持ちを感じてしまったこととか。たくさん配信でその姿が見られることがありがたいと思う反面、普段ならこんなに見られない事実をなんだかちょっと申し訳なく思ったりとか。めんどくさいですね。めんどくさいんです私。
私がとんでもない「好き」に突き動かされるように、本格的にDD関連のブログなど書くようになってからもう数年が経ちます。
もちろん変わらず彼らのことは好きですし、アイドルが嫌いなわけでは決してなくて。
郷に入っては郷に従えではないですがその文化に染まろうとしては染まり切れていない部分が気になってしまったというか。
多分「染まろう」としている時点で不自然なんですよね。
染まる人は多分、気が付いたらすっかり染まっているんだと思います。
そんな風に思って、色が抜けていると思っている部分を後ろめたく感じて、もやもやしていた時期がありました。
 
でもそれが、どうしても「自分」なのです。
 
結局、そのもやもやは自分の推したいように推し続けて少しずつ晴れてきました。
できるようにしかできない!当たり前かもしれないけど、自分のできることをすること。日々の生活ですら覚束なくなりがちな不器用な人間なので、まずそこをしっかりして「生きる」こと。
よく考えたら「郷に入っては郷に従え」だなんて、誰に言われたわけでもありません。周りはそれぞれにそれぞれの推しを愛し応援しているだけなのです。それを見て勝手に焦っていただけなのです。
オタクの皆さんの「好き」も好き。だってすごく皆さんあったかくて、かわいくて、エネルギッシュに愛を表現してるから。だからこそ自分との違いが気になってしまったのかもしれません。
私は私なりに好きで。できないこともあって、それでもやっぱり好きで。
MeseMoa.さんはじめ、DDのアイドルグループが、アイドルじゃなかったとしてもきっと好きだけれど、私は彼らがアイドルである奇跡を愛している。そして彼らがそれを愛していると信じているから私も愛せるんじゃないかなと思っています。
…ちょっとごちゃごちゃしてしまいましたね。そしてこの気持ちは自分だけが守れるものだと思います。守っていきたいな。
 
こんなご時世で、好きなものの未来を思って「楽しみだな」って思える。
何が起こるかわからないし、誰も予想していなかった1年になったのに、楽観的な人間ではない私が「楽しみだな」って思えるって実は相当すごいことですよね。
 
 
そんなしあわせってないなって思うんです。
 
ありがたい…。
 
本当にありがたいことです。
 
 
「足りなかった」って正直悔やんでることたくさんあるんですけど、そんな人間が好きだなんて言っていいのかななんて更にそれで小さく萎んでいた今年だったので、2021年はもうちょっと「いやいや"好き"の声を出す"数"にすらならなくてどうする?」と、初心を思い出して、腹から声出していこうかな、なんて思います。
 
 
\\好きだ―!!!!!!//
(発声練習)
 
 
 
というわけで、来年もよろしくお願いします。
 
ここまで読んでくださった皆様にも最大級の感謝を。
皆様、良いお年をお迎えください!またあなたにお会いできますように。

朔太郎さんだったあなたへ

2020年8月15日21時半過ぎ、賑やかな街の片隅のカラオケボックスで、真新しいリングライトを前に私は目を閉じた。
 
推しの、最終特典会が終わった瞬間だった。
 
遂に来てしまった。
 
 
 
これが「本当の終わり」だ。
 
 
 
彼は「アイドルを志す研修生」だった。
SNSの更新がぷつりと止まったのが今年の1月後半。嫌な予感がした。
2月の頭には「お休みをいただきたい」というお知らせがあり、「なるべく早く戻ってこられたら」という言葉を残したまま、その活動を辞退すると発表があったのが3月27日。その時にはすでに新型コロナウイルスの流行によりイベントやライブの興行が難しくなっており、「終息したら改めてご挨拶できる場を設ける予定」とのアナウンスがあった。
しかし一向にこの現状は変わらず、7月末にはTwitterのアカウントを消すとのお知らせと、「時間が経ちすぎた。新しい道を歩き出したので故人と思って忘れて下さい。来世で会おう」という旨のツイートが本人からされた。
 
私はこの間ずっと、「今なら戻ってこられるのでは?」などと考えたり、何が違ったらよかったのか、もし今居たらどんな姿が見られたのかなど夢想にふけり、その結果やさぐれたり、憤ったり、鬱々としたりした。いるはずもない映像に彼を見紛ったりもしたし、泣きもしながら「改めての挨拶」を待っていたので、そのツイートだけではどうしても納得できずに事務所にメールを送った。
「卒業公演は配信でできないか。できなかったとしてもどうにか直接動いている姿を見ることはできないか。肉声で挨拶を聞くことだけでも」もちろん、それがもうただの迷惑であるかもしれないことは重々承知だったが、必死だった。
その後、ありがたくも事務所から特典会としてInstagramを使ってのビデオ通話が発表されたのだ。
 
この7か月弱、何をしていても頭のどこかにじんわり悲しい影を纏った彼のことが滲んでいた。
 
避けることのできない真っ暗闇に落ちていくのをただ時のトロッコに乗って待つような日々だった。楽しいことを思い返すのも辛かった。
 
そしてある時ふと気づいた。
 
「これは”死”を待つことに近いのではないか」
 
ということに。
 
オタクにとっての推しの卒業・脱退・その他表舞台から姿を消す事態というのは、「その姿を推す自分」の死を宣告されているも同様で、私の心の変遷は、以前海外ドラマで聞きかじっただけの知識、「死の受容への5段階」に重なるのかもしれない。
 
彼が脱退を発表したとき、「彼が死ぬわけではないのだ。これからの人生がよりよきものでありますように」と願ったけれど、
 
死を待っていたのは、私だったのだ。
 
彼が夢を掴むべく在る姿が潰えることは、「彼を推す自分」が身罷ることなのだ。
 
私はこのことを今回初めて知った。
これほどまでに応援していた人が居なくなる経験は初めてだった。
 
 
8月15日のその日。
朝からどこか現実感がなく、でも「今日だ」という確かな予感。
頑なな緊張感はあったものの、やたらと心は凪いでいて、その様子は夏目漱石夢十夜の第一夜を思い出させたりもした。
それまで胸が抉られるように痛くなるので見る事ができなかった過去の映像や画像もその日は少し見られた。鎮痛剤が効いている時のような気分だった。話したいことを箇条書きにしたメモを眺めながら、限られた時間で話したいことが話せるように何度も頭の中でリハーサルをしようとしたけれど、どうしてもうまく想像できない。自分の膨れ上がった感情が未知すぎて、顔を見たら途端に弾けて泣いてしまうかもしれない、と思った。そうなったらそうなったで仕方がない。文字通り泣いても笑っても、これが最後だ。
 
その日はずっと前から決まっていた観劇の予定があった。特典会は夜だった。少しでも「初めまして、さようなら」を伝える自分の姿をよく見せたくて、このためだけに買ったリングライトをバッグに詰め込んで出かけた。
 
結局、私は終始へらへらと笑っていた。
 

用意していたメモの内容は大した脈絡もなくぽろぽろとこぼれ落ち、とりとめもなく言葉を交わした。穴空きだらけだったけど「好きです」「ありがとう」「会いに行けなくてごめんなさい」「助けてもらった」「さびしい」「一生推しです」などは言葉になったと思う。どういうところが、とか、何が、とかそういうことは全然話せなかった。前回の私のブログも読んだ、と言われた。嬉しい反面、若干気まずさもあったが、「こんなに影響を与えられる存在になれたことは光栄でした」と言ってくれた。

本当だったら全てを焼き付けたかったけど、瞬きのたびに強い光にさらされたみたいに頭が真っ白になった。タイマーの音が鳴ったのが聞こえて、焦って言葉を切った。
 
4分間はあっという間だった。
 
笑いながら、ばいばい!と言って、通話が切れて。
 
目を、閉じて。
 
看取った。
 
 
客観的に考えても、私は取り乱した様子ではなかったと思う。
私は嘘をつくのは下手な癖に、感情を外に出すのも下手だ。平気なふりばかりしてしまうのは損だってもういい加減知っているのに、どこまでも私らしすぎて苦笑した。
 
こんなに、痛いのに。
大好きなゆったりとした口調で話す姿を見られるのはやはり幸せだと思った。
 
でも痛みすら失くなってしまうのがいやで、ペンを握りしめた。
冷静ぶっていたけれど、体は正直で、手がまるで言うことをきかなかった。今見ても知らない人みたいな字で遠くに行きそうな記憶を追いかけて書き留めた。
いつだって人間関係に予防線を張りまくって傷つかないように傷つかないようにとしている狡い人間が、近しい人でも、ましてや友人ですらない人にこんな感情を抱くなんて思ってもみなかった。愚かだと分かっていたのに。
 
何故こんなにあなたが好きだったんだろう?
 
これも、幾度となく考えた。
苦しいということを強く感じるたび、それだけ好きだということを思い知らされるからだ。
一番簡単に言うならば「リアコ」なんだろうか。
どうしてもこの気持ちがわかる人に話したくて、呼びかけに応じてくれた友人と直後に通話をしたら「失恋した人みたいだ」と言われた。
恋?…かなり近い気がするけれど、違和感がある。
確かに私は「アイドルじゃなくても好きだ」と思った。
実際会ってみて、話したいと思った。アイドルはファンに夢を与えなくてはならないと言えど、綺麗なところばかり見たいわけではなかった。弱音だって、不安だって、聞けたらいいのにと思った。どんな話も夜通しだって「わかる」って聞くし、自信を失くしていたらおいしいものでも食べながら頭からつま先まで浸かるくらい褒め言葉を浴びせたいと思った。
 
そうか、私はきっと友だちになりたかったんだ。
 
友だちになりたい気持ちがこんなに強くなることも知らなかったし、そのままなれないなんてことが初めてで、なかなか捕まえることができなかったんだ。
私は「推し」と呼ぶ「好きな人」は多い方だと思う。
でもそれぞれ好きのベクトルは違っていて、「実際にそばにいたなら」と考えられる人とそうでない人がいる。どちらも「好き」ではあるのだけれど。「そばにいたらいいのに」と思うくらい、素敵な人だと思った。
 
そしてなんとなく、「似ている」と思っていたのかもしれない。
 
恥ずかしい勘違いで痛い戯言だと読んだ人全員、笑ってくれて構わない。
ただ、勘違いだったとしても人が人に興味を持つのに十分なきっかけなのではないだろうか。
 
だからDDベイビーズのブログに、「人前で泣きたくない」と書いていた時に「やっぱり」と思ったし、
「活動をやめたい」と言われても、その選択すら今や愛おしいと思えてしまうんだろう。
 
人から好かれる、というのは、実は嬉しいばかりではないと知っている。誰かを慕う気持ちはいつだって一方通行だし、求める気持ちは自分勝手だ。私は結局「在宅」でしかなかったし、そういった存在をもしかしたら薄ら寒く思うこともあったのかもしれない。でもひとつだって多くの「好き」を得ることが生業と言っても過言ではないアイドル稼業に「選り好み」は許されないだろう。
人からみる自分とありたい自分にはいつだって齟齬がある。
表舞台に立つと、多くの言葉に、視線に、思惑に、取り囲まれるということだ。
 
私だったら考えただけでとても耐えられない。
 
本当に、お疲れさまでした。
貴方が今、少しでも「辛いなー」と思うことが少なければいいなあと思います。
 
 
オーディションから研修生を選んでくれて、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
「また、来世で」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…とまあ、ここまで書き終えたのが特典会を終えて10日も経った8/25のことなんですけれども。
 
諸々日常に追われ、やっと文章にできたのがこのタイミングなのですが、その間も実は色々な変化がありました。悲しくて悲しくて、涙がこぼれないように表面張力でなんとか頑張りながら家族と過ごしたり、やっぱりあなたの不安を覚えるようになった「ステージ」を見ることができなかったことは情けなかったなと思ったり、特典会でもうちょっと言えることがあったのではないかと悔いたり、文章にしたいけどしたらしたで本当に「名前を呼ぶこと」が最後になってしまうのではないかと怯えたり…などなど。
 
当初はここで綺麗に終わろうかなとも思ったのですが、そのうちに実は気づいてしまったのです。
 
私はもう一度「死を迎えた」のだから、
 
今すでに「来世」なのでは!??!???
 
ということに!!!!!!!!!!(超解釈!!!!!!!!!!!!)
 
 
というわけで、
 
 
「朔太郎」を推す私はもう存在できなくなったのですが、
「名もなき一般人」である「友達になりたかった人」の人生はよきものであるように全力で応援しています。
 
しかし人生、今後も色々あるでしょう。
 
いつだって本気で褒め倒すし、どんな話だって聞くので、よかったら覚えておいてください。
あと、LINE LIVEツイキャスって、一般人でも出来るんですよ知ってました?(知ってると思う)
何年後でも、楽しかったなーやってみようかなーって思ったら「来世なあなた」で現れてください。
 
 
 
 
私は、いつまでだって「ここ」で待っています。

イルミィブログリレー『私とアイドル文化と気まぐれプリンスについて』

初めまして、もしくはまたお会いできましたね。

 

ちよです。

 

ゆうかダックちゃんからリレーのバトンをいただいたのが5/13。もはやリレーとは何なのか。しっかり受け取ったはいいものの、懐に抱いたままリアルの生活がもうほんとマジで息も絶え絶えな状態でして、這いつくばるようにして走っていたものと思ってください。呆れるほどの鈍足でお見苦しいかと思いますが、どうかひとつ。

 

さて。

 

『私とアイドル文化と気まぐれプリンスについて』

 

について私はお話させていただきたいと思います。

本日(書いているうちに日付が変わってしまいました。5/20です)21時より、私の推しであるMeseMoa.気まぐれプリンスさんのソロライブが配信されました。

この未曽有の事態の中、地球上の皆様におかれましてはそれぞれに生活に変化を突きつけられ大変な思いをしていらっしゃる方も多いかと思いますが私も例にもれずその一人です。

 

いや辛いわ。

 

言いたかない。こんなこと言いたかないし言ったってどうにかなるもんでもなし今誰もがそうだから言わなくたっていいじゃないかと思うんですけどなんじゃこりゃいつまで続くんですかもう本当に勘弁してもらいたいわ。(頭抱え)

これでもね、最初の方は色々削られつつも推しを見ればパワーを貰えるぞすごいな推しは!!みたいな気持ちも持てたんです。でもだんだん推しを見るタイミングもとれず、Twitterで騒ぐ気力もなくなってきて、はっはあ、これはもう、本格的にヤバイぞと。推しは見たいし情報もつぶさに知りたい気持ちはあるんだけどさっぱり頭は働かないし余裕でボタボタこぼしてるわと。しかも見て聞いて心が動くことすらもうしんどいまである…。(悪い意味で)みたいな状態になってきていたんです実は。怖。

 

えっ怖。

 

やば。自分で書いててやばさに鼻水出そうになりました今。

まあそんな感じでひょろひょろしながら生きてて。そんな中でちょっと考えてたんですよね。MeseMoa.さんはアイドルで、そのファンだから私は事実として「アイドルを推して」いるんだけど、やっぱり私はどう考えたってこの「アイドル文化」というものになじんでいないんじゃないかと。

決して嫌いではないんです。推し始めてから他のアイドルさんを見たり、調べたりしてなんとエネルギッシュで素晴らしい文化なんだろう!って思ってはいるんですけどどうしてもここに居ていいのかな、みたいなそわそわ感が拭えない。推し方なんて人それぞれ!正解があるわけじゃないしそりゃそうなんだけど、なんだろうここにいる私を私が不思議に思ってるみたいな。それが全然取れない。

 

でもね今日わかりました。

 

ひとりでステージに立ち、無観客だけど画面の向こうを見渡して語り掛けるように歌い、目線をやり、踊って笑って喋る彼の姿を見て。

 

私がアイドルを推しているのは、彼がアイドルであり、彼自身がアイドルを愛する存在だからだと。

 

私は彼が、どうしようもなく好きなんです。

なんでこんなに好きなんだかわかんないけど、わからないくせにむしろ曖昧じゃなくって。感覚全部がざわめいて「絶対」って叫ぶんです。すべての雑音が止まって「絶対!」が響く、それが私にとっての気まぐれプリンスという存在なんです。

 

彼の愛する世界が、「アイドル」だからだって思いました。

 

だって彼のパフォーマンスには隅から隅まで愛が溢れてた。

アイドルという存在を心から大切にしているアイドルでした。

愛されていることを、愛しているアイドルでした。

そして伝えたい思いを、ありったけのせて届けてくれる人でした。

生き生きと歌い踊り、そうできるよろこびを表現してくれました。

 

私はそれがとんでもなくうれしかったんです。

 

「だから、私はアイドルを推しているんだ」とはじめて自分で思えた気がします。

そんなところに今日辿り着けるだなんて、正直思いもよらなかった。

驚いたけれど、安堵にも近い気持ちです。

 

そして今思うことは、

彼のいる世界が、いつまでも彼の愛する世界であるように。

私も、彼を愛するファンとして、その世界を作っていけたらしあわせだな、ということです。

 

終わりの見えない混乱の中、辛さを忘れる笑顔を届けてくれた彼のために。

 

 

生き抜かねば、と思いました。

 

 

というわけで、ここまで読んでくださってありがとうございました!!

 

イルミィさんたちに満たされた会場で、「MeseMoa.」が仲間と目線を合わせて笑う姿が生で見られる日を心より楽しみにしています。

 

 

また皆さんとお会いできますように。

DDベイビーズ朔太郎さんへ

この文章を書いて公開することに、意味があるのかどうかなんて今頭にありません。
 
 
あなたが、「研修生を辞退する」という決断をしたことで、どうしても何か書き残したくなりました。
 
ただの自己満足ですが、何かと心にため込んでしまう性分の私が、こうやってブログなどという手段で表面に出したのは「こうしなきゃ」という強い気持ちによるものです。ファンとして全然なんにもできなかったし、現場にも行けなかったことからどんどん「私なんか何もいう資格ない」って気持ちになってたんですけど、もう今だから全部言わせてください。
 
 
今更、とか、思うけど。
今しか、もうないと思うから。
 
 
実は私、こんなブログを前にも一度書こうとしたことがあります。あなたがファイナルオーディションに落ちた、そのすぐ後のことです。このままあなたの姿が見えなくなることが嫌で、どうしても引き止めたくて、でもあの時はどこにも所属していなかったし手紙を出そうにもどこに書くべきかわからなくて、ブログに下書きして、流石に公開するのは恥ずかしすぎると思いとどまって結局消したのですが。配信を初めて見てから、たった1ヶ月半ほどしかたっていなかったのに、見えなくなってしまうのが信じられないくらい怖かった。あの時の気持ちを思い出しています。
 
研修生になることを決めるまでのあの静かな時間。
 
あの時すでに、あなたがアイドルじゃなくても好きだ。と思いました。
 
でもあなたがアイドルを目指している以上、そんなことを言ってはいけないと思いました。決して簡単ではないその道を上っていくその姿を、少しだって減速させたくはなかったから。
今言えるのは、悲しいけれど少しうれしいような不思議な気持ちです。「アイドルだから、アイドルを目指しているから」あなたが好きな訳ではありませんでした。あなたが好きだから、あなたの夢を応援したかった。一緒にその先を見たかった。これからだってずっと、あなたが好きだ。何をして生きるにしたって、しあわせを全力で応援します。
 
何故こんなに好きになったのか、推そうと思ったのかを思い返してみています。
初めてエントリーされた動画を見た時、綺麗な人だと思いました。造形的に美しい顔なのは確かだと思います。でも別に好みというわけではなかったし、「なるほど」みたいな感じでした。情報の一つとしてそれがあったように思います。
多分、ちゃんと興味を持ったのは配信の録画を見た時。
私は全体的にオーディション参加者をチェックしていたので色んな人の配信を見たけれど、合う合わないが実際はっきりと出ることに驚きました。声の温度、話すペース、選ぶ言葉に表情、返事一つでわかる基本的な人に対する姿勢や、自分自身への感覚。ただ1時間なり30分なり配信する中にこんなに情報が詰まっているなんて。
元々朔太郎さんはクールでとっつきにくそうに見えていました。なのに配信の始まりはいつも犬のぬいぐるみ(めっせんじゃー先生という名前付き)だけが暗闇にぽつねんと浮かんでいたり、いったい何歳なんですか?と質問をあびるほどの懐メロ熱唱だったり、心をざわつかせるようなエキセントリックな導入。かと思えば話し方はおっとりとしていたし、ひとりひとりマイペースに、コメントを読み上げる丁寧な向き合い方は謙虚で常識派のように思えました。社会人で、地方に住んでいたのをすべて変えて当時はっきりしなかった制度のDD研修生になるのは並大抵の覚悟ではなかったと思います。
 
可愛いものが好きなところが可愛かった。
ひとりだとよく喋るのに、人と居ると静かに見る方に回ってしまうところも。
大勢の中で前に出ていくタイプでもないけど、人を傷つけるようなことは言わない優しいコミュニケーションの取り方をしているのが安心できました。
でも面白い人で、オリジナリティに満ちた創意工夫があるし、ファンの人の望みは出来る限り応えてくれた。でも、もしかしたら不完全なままの自分を見せることには抵抗を感じていたのかも、なんて思います。
感情をストレートに表に出すタイプではなかったけれど、自然な笑顔が素敵でした。涙を見せることに抵抗を感じるということをブログに書いていらっしゃったけど、冷徹だなんて全然思わなかったなあ。きっと今まで色々誤解を受けてきたこともあったのだと思います。
 
 
茶推しで、容姿がなんとなく似ているとかオーディションの最初から茶推しの方々から注目されていたのも知っていました。
 
でもあなたが「茶色」になった時、なぜかあまりよくない気分になりました。
 
もともと私は似ていると思っていなかったので、同一視はしていなかったし、この期に及んでメンカラが一致してしまうことで余計なバイアスというかプレッシャーがかかってしまうんじゃないかって勝手に気をもんでいました。きっと本人が決めたわけではないだろうに、なぜか責めるかのような意見をいくつか見かけたりもしました。よく知りもしないのに、どうしてそんなことが言えるんだろうと憤りさえ感じました。
でもあなたは「期待に応えよう」と頑張る人だし、自信がないことでも言葉で少し大きな目標を言ったりして自分に発破ををかけるようなこともある人だと思います。もらったポジションについてどう思っていたのかはわからないけど、憧れの人への道って、名誉だけれど「研修生」の段階だと気負うところが大きすぎる気がしました。
じゃあ別の色がよかったのかって言われると、よくわからないんですけど。とにかく誰かと比べるとか並べるとか、そういうことじゃなく、ただあなたがあなたであることが好きでした。それが揺らいでしまうような気がしました。
 
今年の1月20日を最後に、あなたの日常のツイートが途絶えました。
 
それまでとても頻回という訳ではなかったけれど、1週間音沙汰がないと、徐々に不安になってしまいました。私はきっと忙しいんだ、下手に騒ぐと逆に迷惑をかけてしまうかもしれない、とTwitterでは我慢していたけれど、2月の初旬には顔を合わせたオタク仲間さんに次々と相談するほどに落ち着きがなくなりました。
「お休みをいただく」という旨のツイートが上がったのは、その夜のことでした。「なるべく早くまた皆様の前に姿が披露できたら」とあったけれど、その時から心のもやもやは濃くなるばかりでした。
何か活動について悩んでいるんだろうか、いやもしかしたら家族や友人にのっぴきならないことが起こって帰省しているのかもしれない。それとも私生活で忙しいことが増えたとか?それとも…、何度振り払っても、「このまま辞めてしまうのではないか」という考えがふとした拍子に浮かんできます。あなたのいないステージの映像は、キラキラした皆の笑顔とは裏腹に痛みを感じるほどに胸を締め付けられました。
 
 
思い返して見ると2年は長かったなあ。
 
待ってただけの私ですら長かったんだから、きっとあなたは、もっとそうだったのではないでしょうか。いつ心の底から「おめでとう!!」って言えるその日がくるのかなって、ずっと待ってました。こんなに長いだなんて、思わなかった。(今もまだ先がわからないですし)
あのオーディションのweb投票って制度はとても大変だったと思うんです。全てぶつけて一度落ちた経験は絶対に軽いものなんかじゃないと思います。私の中ではファイナルオーディションの日は未だに「運命が分かれた日」のまま。
そんな頃から研修生になって、ずっと頑張ってたのを見ていたからどんな人が後から入ってきても、やっぱり一番に報われて欲しいって思ってました。
あなたには間違いなく魅力があります。web投票の時、何度もあなたに投票しました。毎回違う言葉を添えて。人を引き付ける力を持っているし、ダンスだって歌だってすごくかっこよくてセクシーだった。私はそう思って見てきたし、それは今も1mmだって変わらない。どうしてだろう。長すぎたのかな、何が違ってたらもっとこの時間を一緒に待てたんだろうか。
 
色々憶測は尽きないけれど、あなたは2年もの間、たくさんがんばったんだと思います。
そう信じられるのが唯一の救いだなと思います。
 
と言いながらも、その長い時間の中で一度も私があなたのパフォーマンスを生で見られなかったこと、そして特典会で言葉を交わせなかったことは、誰がどう思うとかに関係なく「申し訳なかった」と言いたくなってしまいます。今どんなことを言ったって、行かなかったことは変わらないし、どんな事情があるにせよ全ては言い訳で現実は「見られなかった」という事実があるだけ。当然私が行ったからと言って何か変わったわけではないのも、重々承知しているけれど、そこについてはオーディション時期からきっと見に行くと言い続けていた自分への不甲斐なさもあり、出てくる言葉としては「申し訳ない」に尽きます。
 
ごめんなさい。
嘘に、なってしまいました。
 
地方に住んでいるとか、時間も体も全然思うように空かないこととか、せめてあなたが「アイドル研修生」ではなく「本物のアイドル」になったら、その日にはきっと、どんな手を使ってでも、ゴリゴリの無理を通してでも、その場に居ようと思う事でぎゅっと目をつぶってごめんなさい、と何度も繰り返していました。
アイドルには卒業がつきもので、グループはいくら見た目の結束が強く見えても脆く解散の可能性を常に孕んでいるものだとどこかで常に怯えていますし、研修生はもっと儚いいつどうなるかわからない存在だと思っていました。
「推しは推せるときに推せ」というのは骨身にしみてよくわかっているつもりだったけど。
ブログが上がった夜、私はびっくりするくらい泣きました。
いい大人が、ぐずぐず言いながら涙を流しました。そしたら頭が割れんばかりに痛くなって、鼻水をかんだら今度はティッシュを何枚も赤くするくらい血が出て、ちょっと気持ち悪くなってトイレにかけこんで胃をひっくり返して、もう、ぐちゃぐちゃになりながらベッドへ倒れこんで寝ました。なんだかすごい悪夢の中にいるみたいでした。夢だったらよかったのになって思って次の日起きたら顔がぱんぱんに浮腫んでいて。
 
私自身が悪夢の体現みたいになっていました。
どうぞ笑ってください。
 
やっぱりどんなに嫌だと思っても、結論はもう最初から出ていて。
推しにはやっぱり人生を幸せに生きて欲しいわけです。後悔だとか申し訳なさとか納得が行っていないとかそういう話とは別次元でそれはもう一貫してある思いなんですよね。いや、本音を言うなら暴れたいですけど。やめないでって叫びたいですけど、「アイドルになりたい」ならそれを応援するし、「研修生をやめたい」なら、もうその先にある人生がよきものであることを願うしかない。
極論生きてるし。実体がなくなるわけじゃないし。この世のどこかで、ちゃんと息をしているのであれば。できればアイドルで幸せになってほしいって思ってたけど、実際裏事情も知らないのでアイドルになることが幸せだなんて言えないですし。
私が途方もなく悲しいのはしょうがない。笑顔には遠いし、しばらくこの悪夢からは抜け出せる気はしませんし、心に空いた穴が塞がることはないと思いますけど。知ってしまった時からそれはいつかくる日なのでしょう。
 
私の好きの種類的には所謂リアコとかにもしかしたら近かったのかもしれません。接触が死ぬほど苦手な人間が、何かそういう恥ずかしさなど全部飛び越えてとにかく人間として実際にお話をしてみたいと思ってました。アイドルのファンとしては烏滸がましい望みだったと思うのですが。
あなたの絵を描くのが好きです。綺麗な人だから好きというより、好きな人が綺麗な顔をしているという感覚でした。拙い技術ですがどうにか「好きなところ」をなぞりたくて何枚も描きました。これから表に出すことはできなくなるかもしれないけど、たまに描くかもしれないと思っています。
 
 
名前を書いてもらったチェキ、ありがとうございました。
きっと色んな思いがありながら、書いてくれたことと思います。ずっと宝物にします。
 
 
コロナウイルスの騒動が終息したあと、イベントが行われるようなったら改めてなんらかの挨拶があるそうなのでまだその時を待てることに感謝をして。
 
 
いったん、指を止めます。

2019年の推し、2019年のわたし

皆さまお久しぶりでございます。

 

ちよです。

 

はじめましての方も何度目かの方も、お会い出来てうれしいです。

年の瀬も押し迫った12月。今年も振り返りの時期がやって参りました。

 

…とか下書きしたのが多分半ばなんですよね。

そう、もう今日は大晦日です。え?タイムスリップ???うそでしょもうあと15分で今年終わっちゃう!!!!!!!!!??????????

 

去年の12月、イルミィ(9人組ボーイズグループMeseMoa.さんのファンの呼称)さんたちのアドベントカレンダー企画に参加させていただいたのがつい…5か月くらい前のことのように思います。(リアルな体感速度)(年々ジリジリ削れていく)

 

その企画のテーマというのが『2018年の推し、2018年のわたし』ということだったのですが、とても良いテーマでしたので今年もそのまま丸パクリ拝借させていただきまして、ブログをしたためます。

 

今年は思ったよりも現場に足を運ぶことのできなかった年でした。

 

わかってます。居住地も、年齢も、仕事や家庭の事情も、結局「言い訳」と一蹴されてしまう考え方があることを。何があろうと、現場に数多く赴き、お金を注げたことが強い説得力を持つ側面があることを。

 

マネーイズパワー!!!!!!HAHAHAHA!!!!!!!!!!!(誰)

 

そんな意見を現場に焦がれて焦がれて灰になりそうな時に限って見つけてしまったりするんですよね。

そうです、考え方は人それぞれ。

それぞれの主義主張があって当たり前、とわかっていてもそれなりのダメージを受けて「知ってる!知ってるよォーーーー!!!!!私にだって事情ってもんがあるんだよーーーーー!!!!!!!!!」と突っ伏して泣き喚きたくなるような気持ちになったりして。

俗にいう「病む」というやつでしょうか。

どう考えても病むって非生産的ですよね。「ああ、私なんてファン失格…いなくなってしまえばいいんだ」なんて自虐の極みの地点にまで行ってしまうと、自分にとっても、応援する対象にとっても、なんのメリットも見いだせない。だって少額であろうと、1枚のチケットやCDであろうと、数が減ってしまうわけですし!!塵も積もれば山となるの塵であろうと存在するとしないのとでは違いがあると思うんですよね!?(争奪戦の場合はまた話が変わってきますが)(それでも「好きだ」と意思表示ができる人間の母数が多いというメリットは確実にありますよね)

ただ、理屈はわかっていても、まだまだ悟りが足りない私は惑います。必死で振り払いつつ、ちょいちょい憑りつかれて、散々バカバカしい追いかけっこを繰り返した挙句、なんとか今辿り着いた安全地帯としては、

 

「結局私は、私の人生を生きるために推しを推しているのだ」

 

というところでしょうか。

推しに元気でいて欲しい。夢があったら叶えるためにできることはしてあげたい。いいパフォーマンスをしてほしい。素敵な人に囲まれて、たくさん笑って欲しい。ずっとずっと、表舞台で輝き続けてほしい。

 

何故なら私が元気になれるからさーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

というのがやっぱり私の本音であり原点だということです。

エゴオブエゴ!ストレートに欲望!!だから何でしょう?????

私は生きることが上手な方ではないので右往左往しながら目の前のことをどうにかこなすので精一杯です。正直疲れ果てて「人生ってなんなんだ…」と焦点の合わない目で遠くを眺めることがよくあります。365分の360日くらい、だいたい夕方はそんな感じです。まあ言ってみればデフォルトが病んでるのかもしれませんけれども!

加えて今年はなんだか色々ありました。

人生って本当に何が起こるのかわからないですね。

いつまでも推しがいると思うなよ、というのも間違いのない真実ですが、自分の体だって当たり前に自由になるわけじゃない。今まで特に大きな病気をしたことがなかった私が、今年は3月に風邪をこじらせ難聴で入院し、9月にこれは一生つき合って行かなくてはならないのかしらという別件が判明しまして(命に直接関わるような病ではとりあえずないです)検査検査検査しまくりの3か月でございました。そりゃ爆速で過ぎ去るわ!!!!!!!!!ハハッ!!!!!!!!!!

でも推しを見て「ああ、好きだなあ」「よかったなあ」「明日も見たいな」「また現場に行きたいな」って思えることが、私にとってめちゃくちゃ重要なことなんですよね。

その原動力が欲であろうとゴリゴリのエゴだろうと、いやむしろ欲があるってことは生きてるってことですしね。

 

その気持ちを奪い去ることなど、誰にだってできない。差し上げるつもりもない。

 

そう思えたのにはMeseMoa.さんのファンであることがやはり大きく関係しているのだと思います。

 

 

実は今回MeseMoa.Ch8ツアー北海道公演に、私は初めて息子と娘を連れて参加しました。

そもそも私は、自分の趣味に周りを巻き込むタイプではなく、どちらかというとひとりで好きで居られればいいというオタクでした。特に母としての顔と、オタクとしてはしゃいでいる顔とが自分の中で全然うまくなじまないので、しっかり分けた方が動きやすいと思っていました。

しかし子どもたちが少しずつ、

動画を見ていると「ママ、何見てるの?」「これは誰?」「ママは誰が好き?」などと言い始め、

去年のツアー時には「どこへ行くの?」「いいなあ!行きたい!連れて行って!!」とせがむようになって来てしまったのです…。興味を持たせないようにするのは無理でした。

前回は「ライブハウスはね、危ないんだよォ」とか何とか誤魔化してきたのですが、なんと今回のツアーはホールツアーな上に『親子席』というものが出来てしまったのです。すごい!!子育てする人たちにも優しいMeseMoa.さん!!!!!!!

嗚呼!!!!!!どうしよう!!!!!!!!

即決!という訳にはいきませんでした。

だってそれなりに大きくなってきたとはいえ、この子どもたちに長時間のライブに耐えうる力がついているのかは未知の体験すぎてわかりません。彼らは本能で生きています。よくよく言い含めたって開始30分で「ママ、まだぁ?」とか言い出さないとも限りませんし、一発目の大きな音に驚いて泣くかもしれません。運よくその場にとどまってくれたとしても、仏頂面でステージをにらんでいるかもしれない。今までの経験上、そのすべての可能性を否定できないのです…。

でも、絶対に楽しいということは私が一番よくわかっています。その楽しさはやっぱり現場に足を運んで身に染みて享受できるものだということも。子どもにそれを味わってもらいたい。でも、押し付けたくもない。それにやっぱりこんだけ揺れに揺れてんのに母親とオタクが自分の中でまるっきり混ざり合わない!!!!!!!!!!!水と油かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ああああああああああああああああああああああああ……もういいや連れてこ。

 

(悩む体力が尽きた)

(だいたい万事この調子です)

 

というわけで連れて行ったのですが、結果子どもたちはとっても楽しんで観ていました。最前列でファンサを貰った息子はすっかりとみたんに心を奪われ、娘は小さな背で一生懸命上を見上げて歓声をあげていました。その横顔を見たら、見たらね、親としては本当によかったなという感想しか出ませんよね。

 

親としての私は120%満足。端的に楽しかったし、一緒の空間を楽しめたことは非常にありがたかった。でもオタクとしては体感的に3割くらいしかステージ見てなかった感じ。正直記憶があんまりない。同じ人間の中でこんなにも相反する気持ちが共存するものかと思います。

 

そんな自分に「これでいいのかな」なんてちょっとだけモヤモヤしつつ、親子席のチケットは予め1回しか取っていなかったので次の日のライブは子どもたちを旦那にお願いし、参加しました。

やっぱりオタク的には当然こちらの方が落ち着いて観られるなぁ、などと思いながらライブを見終え、最後に特典会に参加し、私の推しである気まぐれプリンスさんの元に行きました。

「昨日、親子席に居たんですけど、今日は置いてきちゃいました」

開口一番そう言ったのは、今考えるとどこか自分の中に懺悔の気持ちがあったのかもしれません。

それに、彼は知ってる、見えてたから~!とカラカラと笑い、

 

「ママほんま頑張ってるよー。子育て大変やのに、趣味もちゃんとして。えらい!!」

 

と言いました。

私はうっ、とその瞬間、言葉に詰まって、はい、と笑ったような気がします。

誰かに言って欲しかった。その言葉を、まさか尊敬している推しに言ってもらえるなんて。すごく幸せなことだと思います。その瞬間から私の心は、じんわりと何かに守られているように、子育てで挫けそうなことがあっても、推し事が思うようにできなくて悔しすぎて病みそうになった時があっても、

 

私は私の好きを大事に生きて行こう。

 

そんな風に思えるようになったんだと思います。

 

というわけで、2020年も推しに感謝して推して参りたいと思っております。

 

 

滑り込みセーフ!?????!?????ねえセーフだよね!!!!!!!!!!

 

 

それでは皆様、よいお年を!

またあなたにお会いできますように!!

パンダドラゴン「VIVA! チャイナ」MVを見て思う事

お久しぶりです。

 

ちよです。

 

上半期まるっとすっ飛ばしておりますが久々に「これはツイートでは収まらない」と感じたのでブログにしてみました。

 

…お久しぶりです。(2回目)

またお会いできましたか?(?)初めましての方はようこそいらっしゃいました。

もうどうやって書けばいいのかすらちょっと忘れてますけれども、本日はこちら!!!

 


【パンダドラゴン】VIVA! チャイナ【2nd Single】

 

 株式会社DD所属のアイドル、「パンダドラゴン」ちゃんの2ndシングル

「VIVA! チャイナ」

のMVが超絶ウルトラ激烈ブラボーでハラショーだったので居ても立っても居られないからちょっと、ちょっといいですか?あ嘘ですちょっとじゃないけどいいですか?思い切り語らせていただいていいですか!??!???

(イイヨー!)(裏声)(自演)

 

というわけでいつもはその人ごとに見どころをピックアップしていたのですが今回はだいたい時系列でざっくり語っていけたらなと思います。

ちなみにコマ送りで語りたい欲望を満たせるのではないかとスクショコマ送りで自動生成するという荒業に出たのですがいまひとつぐっとくるシーンを押さえられなかったためその膨大な枚数より抜粋+手動による抜き出しという効率の悪さ&見切り発車で始めたので多分長くなりますので先に言わせてくださいごめんね。

 

 

でははじめます。

 

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あっこれはもう開始からいいMVだって予感がビッシビシのバッシバシ!!!!!

1stシングルの曲調の大人っぽさとは裏腹な「はじめてのみゅーじっくびでお」(クレヨン書き)感もとてもよかったんですけど、これはもう佇まいからして「慣れ」を感じる。

 

え、でも待って彼らその1stシングル発売からまだ1年経ってない―――!?

 

ポテンシャルと環境が合わさるとこんなに爆速で魅力マシマシに!???!??

待って一枚目からこの調子で語ってたら終わらない!!!!!!!

 

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ウゥ!のグループ最年少なぎくん。唇のまるさが果物みたい。かわいい。 

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ぐう…ッあづくんのこの笑顔!!鳩尾に来る!!でもこの一瞬前の目、笑ってない気がする…

「はーい母性本能的なものを根こそぎ引っこ抜きまーす」のポーズかな?(抜かれながら)

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はいかわいいーなるきくんかわいいよ最高にかわいいよー!いいよいいよー!!

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ハァ!!ぱっちくんって本当に表情とポーズとこの衣装の似合いっぷりが完璧すぎるんですよね!赤いチャイナマジで着て欲しかった!!妄想でもう着せてたけど!!その1億倍くらいかわいい!!!!

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来ました祐矢くん。この顔だけで5メートルふっとぶくらいかわいいんですけどこの一瞬前がね…どこの映画俳優さん?ってくらいイケメンなんです!!アジア映画感!!

スクショめっちゃ頑張ったけど死ぬほどうまくいかないから動画見て全員。

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ハィーーーーー!!の激かわリーダーようたくん

小刻みに首が上下に揺れる芸の細かさ。よく見たら「ようたポーズ」ですね。私は彼の顔がとても好きです。(毎回言う)

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どうしても画像2枚になっちゃった!今回のセンター!たいがちゃん!!!!!見て下さいこの豊かな表情。特に2枚目の顔が本当にいい…。少女漫画みたいなキラキラっとした笑い方するんですよね。か"わ"い"い"!

 

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というわけでタイトル!VIVA! チャイナ。

スペインなのか中国なのか???でもビバっていいよね楽しくなる言葉だよね。楽しいって最強だよねみたいな勢いを感じます。

1stシングルが「恋してBAILA!」だったのでスペイン語が今後のシングルでも入ったりするんでしょうか…?

 

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いきなり息をのむほどきれいな閉眼顔。赤めの目元のメイクが映えます。

 

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!開いた目も作り物みたいにきれい。光の入り方が神の作りし最高傑作感。

 

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!?!???!???


待って!???????????

 

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俺たち!?


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もしかして!?

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縛られてる~~~~~~!?!?

 

なるほど緊縛…。

いやこれは緊縛ですよね!???緊縛男子ですね!?????

私、好きです!!!!!!!!!!!!!!

やったね最高フッフー!!!!!!!!!!!

(包み隠すことは無理だと判断しましたので潔く盛り上がろうかと)

 

なんだか冷静班と大騒ぎ班と、謎にめっちゃ楽しそうな人がいるな…?こういうの好きなの?むしろ黒幕では?と勘繰りたくなるくらいニコニコしているではないか…。(隣の紫の人も笑顔ではある)(共謀説)

 

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ダンスパートのこのあたり、センターたいがちゃんなのはわかっているのにようたくんのやたらと妖艶な目線と動きから目が離せません。なんだこれは…伝説の傾国の美女では…???(錯乱)

 

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你好!ぱっちくんの你好!你好って最早ぱっちくんがこうやってやるために生まれた言葉じゃない???(とにかくぱっちくんがすべてにハマっていると言いたい)

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要所要所こうやってネオン的な透けフォントで漢字がバーンと表示されるのかわいすぎる!!このセンスめちゃめちゃ好き!!!!!このフォントが欲しい。

 

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スン…って急に縄抜けする祐矢くん。集中して縄目見極めたら1点からスッと解してくみたいなのできそうーーーわかるーーーー。涼しい顔で隣の2人の縄をほどくも、助けてもらえてないたいがちゃんの驚愕の表情との対比がすばらしい。(動画でしっかりご確認ください)

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見てこれ、なんか色っぽい顔のなるきくん撮れたから見て下さい。(伏し目が好き)

っていうか今回踊りも含めて思ったんですけど、元々ある可愛さに磨きがかかっていることはもちろん、動きにもダンスにも「余裕」が見え隠れしていてめちゃめちゃドキドキする…。余裕に宿って薫る色気が鼻腔をくすぐる感覚……。今後の醸成が楽しみです。

 

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縄ほどいて何すんのかなと思ったらいただきまーす!!/って

チャーハン食べるの!?嘘でしょ何者かに全身縛られてたのに!?!?状況的に目の前のもの食べよってなる!???

……

おいしそうだもんねー。なるよねー。(見ているうちにかわいさでどうでもよくなりました)

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そこにくる謎のマネージャーメール。「16時入り」慌てて見る時計は15時。

私ようたくんのこの、この手首を外に返す手の使い方が凄く好き!!クイッて感じの。手の形も爪の形も好きなんですけど所作がめちゃ好き!!!!!!!(手フェチ)ついでに言うとこのおろした感じの髪型も可愛くて好きランキング1位くらいに入るのでとにかくビジュが最高。ずっと最高。知ってた。知ってたけども。

 

そして出てくる謎の怖そげなお兄さん2人。

 

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に、立ち向かう

DD戦隊!!!!!!!!(違う)

特撮、特にレンジャーものの雰囲気好きにはたまらんこのババーーーーン!な全員ポーズ!!!!!!テンションが上がりすぎて鼻血が出そうです。

皆なんかこう、手を攻撃しそうな感じに構えているのにあづくんだけ布を持っている。腰から出ているひらひらした布を、布を持っている。スカートをつまんでちょっと膝を屈ませるお嬢様の挨拶かな???かわいいな!??????

 

そして!!それぞれが繰り出す!!

技!!!!!!!!!!!!!!!!

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「御機嫌拳」彼の挨拶「ごきげんようた」から来ている拳法名なんでしょうけどお顔がご機嫌というより真剣にかっこよすぎる。何だこれはとんでもないぞもっとやってください!!!!!!!っていうか縛られてたのにニコニコしてたのはこの使い手だったからってこと!?

「舞踊拳」舞うよね!というか回ってますね!!お得意の高速空中回転。何度見ても飽きない…。他の人はスローかかってるなって感じですけど、回転が速すぎて全然スローに感じないスピード感が気持ちいい!!

「過剰可愛拳」過剰…ですよね。たしかに常日頃から過剰といってもいい「かわいさ」放出量。なんか拳法名に愛を感じる。好き。ぎゅっと握った両手を顎の下に当ててぶりっこポーズからの満面の笑顔での攻撃。あまりに楽しそうでいっそ怖い。

 

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はい手フェチの皆さん全員集合!はい見て!!この手!いかがですか???ねえ、えっちいいでしょう???

祐矢くんって繊細な指先の動きがいつも美しいなって思ってたんですけど繊細なだけじゃないぞ!っていう。この振付を考えためろちんさんはやっぱり天才だと思います。

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来ましたぱっちくんの「関西拳」

…ちょっとネーミングざっくりしすぎでは???と思わないでもないんですが、べしべし手の甲で脇腹攻める感じが「ツッコミ」そのもの。この皆のアクションはアクションの指導の方が考えたんでしょうか?いちいちがっちり心つかまれます!!


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しかしあえなく投げ飛ばされてのとっさの反撃。お皿を投げるぱっちくん。

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この顔である。(なんかちょっとフフッてなる真顔)

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あっまた戦隊ポーズだ…と思ったけど一番後ろの青色の人、ひとりだけすご、え、すごいY字バランスなんですが…??さすが元フィギュアスケート選手…。技でねじ伏せられる感覚。

 

しかしぱっちくんの投げた皿は敵には当たらず…

 

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アアーーーッ!?

(お皿のCGすごく…絵です……!)

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たいがちゃんに直撃してBAD END!!

ぱっちくんいちいちコミカルな表情が上手で好きです…。戦隊ものなら絶対このキャラ推すと思うとか謎の確信を得たりして。

 

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!?!?

俺たち、もしかして!?!?

ループしてる!???!!!!????????

 

あ~…これ好きなやつだ…タイムリープものめっちゃ怖いけど狂おしいほど好きな設定です。

何から何まで大好きが詰まってるこのMV!!!!!!!!!!

 

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この祐矢くんのこのステップとこの上半身の感じ、なんかバレエみたいなこの感じなんていうのかわからない!!!!!(知識のなさ)でもこれすごく好き!!

あづくんのポーズもあざとく決まってますね。よしよし。(?)

 

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次に突如縄を抜けられるのはぱっち先生

全身をふりふりとゆすって抜ける仕草がとても謎ですがそりゃもうかわいい。謎のお水一気飲みも「ぱっちくんならよくわかんないけど面白くやってくれるはず」みたいな意図を感じます。つくづく演出的なハマり感が半端ない。

ハァ!ってやったら周りの人の縄をほどくことができる特殊能力に目覚めたのか、次々触れもしないでひょろひょろと縄抜け。

 

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あっ、いただきますしてない。そうだよね食べてる場合じゃな…でもよく見たらチャーハン崩れてるしそれぞれの器によそってあるみたいだし、この子ら食べとんな。

そもそも彼らタイムリープに気づいているのかどうか今の時点でわからないですが、あづくんが指さす時計はさっきとはちょっと違う14:55。

マネージャーさんからのメッセージが届いてからの先ほどとは違い、時計を見てからメッセージが来ます。

 

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うぐぅ…(なんでしょうね彼はしっかりわかっててやってらっしゃる感が悔しい)

 

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たいがちゃんのたいがちゃん感すごい出てるこの振り。

表情も天を仰いで全身を広げる感じも、人体模型を組み立てるゲームに負けてぶっ倒れたあの時を彷彿とさせる激しさ。

 

 (蘇るあの記憶)

 (元気が出ない時に私はよく見ます)(おすすめだよ!)

 

ここからはまた急いで部屋を出ようとしたらおっかないお兄さんたちが現れる流れがまたありまして、

 

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 このどえらいなぎくんの!

あかちゃんみたいな!!

振付!!!が!!!!!

 

ばぶばぶのbabyじゃん!???

 

っていうのが見られる最高のタイミングなので皆さん見てくださいね。

1分52秒くらいからですから絶対見てくださいね。

何が最高かってなぎくんはグループの中でぶっちぎりの最年少とはいえ現在中学3年生。第二次性徴真っ最中思春期の男子ですよ!?そりゃあ唯一の未成年で赤ちゃんにより近いのは事実ですけど!!!!!なんか!!!!!!ちょっと照れてる!?????

照れが漏れてる??????

そうですこれが極上の「照れ顔」です皆さん見るべき!!!!!!!!!!!

(うしろのお兄さんの恥じることない感じとかも対比としていいと思います)(それはそれで本当に好き)

 

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「無緊張拳」あづくんは無表情で軽々と相手の攻撃を躱してからのにっこり笑ってデコピン。でふっとぶ敵…。えっずる…2次元みたいじゃんずるい……!!いいなかっこいい!!!!!!!(地団駄)

「純粋拳」なぎくんアクション頑張ってる~~~~!!!腕にぐるんって、察するにおそらくこの敵をやってらっしゃる俳優さんの技量がものすごいんだと思うんですけどちゃんとぐるんってしてて身体能力の高さに拍手!!

 

うまくスクショ撮れないんだけどこういう合間に入る、縛られてるみんなのじたばたしてるお顔を撮ってるとこ、祐矢くんのワーッてお口を大きく開けてる感じ凄く好き。

 

 

そしていよいよ真打登場。

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「表 情 拳」

……顔面の力が強い。たいがちゃんは普段はあんなにきれいなお顔なのに、本当にふり幅がすごい。南国の海でこういうお魚見たことある。

 

 皆さん見ましたこの動画?MVではさらっとかっこよさ重視で使われてるけどこの動画だとより伝わってくるたいがちゃんの頑張り。(カルパスもらえてよかったね!)

 

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今回はぱっちくんの投げたお皿が激突することもなく、キャッチしてこの顔。ちょっと怒りを滲ませたときにぐいっと顎が出るのがすごいカンフー映画っぽい…。(偏見)演出なのかな…。

 

 

f:id:reitotiyoko:20190801144950p:plainぱたぱた走って天使のような笑顔でハネムーンの指切りするなるきくん。

ネムーンって言葉でこんなに甘い気持ちになったのは初めてです…。なるきくんの声の柔らかさのせい…きっとそう…。愛の銅鑼も響きますよそりゃもう世界中に!!

銅鑼ってあのゴィーーーンって鳴る楽器なのは知ってますが、どういう時にそもそも鳴らすんだろう?と思って調べてみました。様々なときに鳴らす(種類も色々)ということがわかり、その中でも「出航の合図」というのがあったのできっとハネムーンはクルーズ旅行なんだろうな…というところまで妄想できましたありがとうございます。(?????)

 

 

で、なんやかんやそれぞれ力を合わせて2人の謎の男を倒しまして。

 

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ハァかわいい…。ようたくんはきっちり計算されたとおりにできている表情という感じがして、狙い通りに眉間に風穴あく感覚。(撃たれてる)

 

 

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わあああああああああああああああああ(頭をかきむしる)

あづくん見てるとなんか…絶対そうなっちゃいけない心の一部が制御不能になる予感がしてすごく怖いです。得体のしれないおそろしさがありませんか!!!!!!!!あるでしょ…。絶対皆そうでしょ…。それを全力で食い止めるから消耗する感じすらある……。ハァハァ

 

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短い間のこのたいがちゃんのアップ、コマ送りの一枚一枚で驚くほどお顔が変わるんです!さすがの表情拳の使い手…と思いました。本当にすごいので是非皆さんコマ送り(もしくは0.25倍速で)じっくり見てください。

 

 手下2人を倒してイエーイしてる皆がとても可愛い。

しかし現れるボスっぽい男。禍々しい気を手のひらに溜めて放とうとするも、

(…手前の方の倒れ方、いいですね!!!!!)

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余裕で煽る5人の表情がすごく癖に刺さります…。

ウッ、ヨウタクンノコノ角度ト表情、夢ニマデミタ理想ノヤツ……!!!ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!!!!!!!!!!!(天に向かって)

 

言うて一撃でぶち転がされるパラゴンちゃん。

しかし全員の力を合わせれば!勝てない戦いなどないのだ!!!!!

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ちゃんとこの色が7色あってすごく綺麗。そしてみんなのキメ顔が良い。

 

やられたボス、悔し紛れに反撃するにしても

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おたまって。(ショボ)

 

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いや!?

どっから出てきたその中華鍋!???!???

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ドヤ!

/ドヤ!じゃなくてね??????

しかしものすげーいいお顔なのでまあいいかってなりますね。

 

めでたしめでたし☆(強引)

 

そしてここからはかわいいかわいいメイキング集。(動画で見てください)

 

https://youtu.be/hizLxAn07-w?t=112

 

アクションってこんな風に撮るんだとか、和やかな雰囲気がすごく伝わってくるよき内容です。映画にあるBlooperって感じでとても楽しいです。

もう何度でも言うけどこのMVは最高です。

 

エンドロールにちゃんと「ロープアート:ZIMA」さんとか、(調べてみたら縄のショーなどもされる本格的な「縄師」さんのようですね)

あづくんこんなこと言ってるので

 習えばいいんじゃないかな…?ね?縛れるアイドル!!!(新しいね!!!)

 

アクションの方も「ATT」さん協力の元行われていたり、

 

 何より監督が田村啓介さん!!

 田村さんはハロプロのBEYOOOOONDSさんの「眼鏡の男の子」MVも担当されている監督さんということで、なんという!奇跡!!!!!

私自身、他のアイドルさんは疎くてまだまだ全然存じ上げないことばかりなのですが、TLで以前ちょっと話題になっていたので見てみたんですMV。

 

今実は超ドハマりしてます。


BEYOOOOONDS『眼鏡の男の子』(BEYOOOOONDS [The boy with the glasses.])(Promotion Edit)

 

多分ですけど私田村さんの撮るもの好きだと思う!!!!!!!!

表情の生き生きした感じとか、テンポの良さとか、挟むカットのセンスとか…専門的なことは何一つわかりませんが、感覚的にどちらもドツボなのでそんな予感しかしない。

メンバーが多いので覚えるのが大変だなって思ってしまう方なのですが、役が付いてたらめちゃくちゃ入ってきやすい…。デビューシングルだったらそういうのとても大事だと思うんですよね。私がどちらかというと演劇好きなせいもあると思うんですけど!

 

 

というわけで、さあ終わったぞと思ったらなんと!??!??

 

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まさかのルーーーーーーープ!????!????

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何この札!???!?????

 

どういうこと!??!????????

 

 

って感じで本当におしまいですね。

 

最後の全員揃ってのポーズ、くいくいっと指で誘うたいがちゃんが「優勝!!!!!!!」って感じがするので動画で確かめて。是非また頭に戻って最初から最後まで動画で。

 


【パンダドラゴン】VIVA! チャイナ【2nd Single】

 

ね!!!!!!!!!!!!(圧)

(これでもかという程動画を貼る)

 

 

一切ストーリーの考察とかなかった記事ですが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

またあなたにお会いできますように!